ついにキャンペーンが終了しました
最初のシナリオから週末にちまちまとやって約半年?になりますが、キャンペーンのすべてのシナリオが終わりました。
本来の予定であれば、最後にもう1戦ある予定だったのですが、その前の戦闘で予想外に苦戦していたことと、探索者たちのいた場所が場所だけに、もう1戦を組み込むことが難しいと考え、省略しました。
当初の予定では
もう少し地上に近いところにいる予定でしたので、乱入も可能と考えていたのですが、引きこもっていた建物が、かなり頑丈なうえ、数十階のビルの最上階だったため、襲撃させるのは無理と判断しました。
この辺は次回というか、シナリオ改良の際に考慮しないといけないなと思った部分にもなります。
この部分の回避であれば、あまり高層の建物を用意しなければいいだけかなとは思います。
設定的にも神降ろしする場所になっているわけで、あまり高層だと不自然でもあるので、ここはやはり改良が必要かなと。
とりあえず全部終わったので一部ネタバレ
参加者のチャットでは教えましたが、今回のタイトルにもなっている調律師はアリスのことですね。
5つのシナリオの中で唯一、○○師のつくNPCが探索者側にいることになります。
また、「唄う人形」の由来も、魔王の封印の儀式のことを指しています。
この辺も、特に意識したわけではありませんが、「マザー」というゲームを参考していたのかもしれません。
このゲームの最後はネタバレになるので伏せますが、参考にしているなー、と思われるでしょうね。
なお、唄う人形が7体存在する理由というのも、7音階に対応しています。
これがすべてのドールズが異なる姿、異なる能力を持っていることの理由づけにもなっています。
実際のところ、音階というよりは、ギターなんかのコードに近いイメージになると思います。
シナリオの核となっている存在ですが
ドールズ自体は、女性であること、7体であること、1体が全体を統率する能力を持っていること、の3点を満たせば、実のところどんな組み合わせでもOKです。
ドールズの姿や能力も素体と永久機関の組み合わせで異なるという設定も、ここのアレンジをしやすいような設定にするためになります。
これは例外として生きている人間に埋め込んだ場合のことも考慮しており、生きている人間に埋め込んだ場合は女性化することと、能力が身につく点を除けば、探索者自体が大きく変わることはありません。
能力自体も異常な能力を持っていますが、素体の特性が優先されるという設定上、生きた人間の場合は「不安定な」能力になります。
探索者のもともと持っている特性の方が勝ちやすいということですね。
「不安定な」能力ですので、シナリオによっては、「全く」効果を発揮できないことにすることもできるキーパーにとって使いやすい能力になっています。
もちろん、ダイスの出目により、シナリオ崩壊するのを回避したい場合の「奥の手」としても使えるので、このあたりはキーパー次第のところはあります。
ちなみに、今回、減少SANの期待値ですが
今回、SAN値が75だと想定した場合の減少SAN値ですが、シャンで0.875、ダゴンで2.125、夜鬼で0.875、魔王で4.125、眷属で4.125、凄惨な状況をみたということで1/1d4も入る予定でしたので1.375、合計で13.5減るのが期待値ですね。
もっとも、今回は魔王の姿とか回避してしまいましたので、大半は回避したことになりますが、普通に進めていけば、報酬の2d6を差し引いたとして-6.5くらいSAN値が減る計算になります。
そう考えると、今回、あまりSAN減少させられなかったのは、ひとえにプレイヤーの方々の行動のせいでもありますね。
あとはダイスの出目がSANチェックの時だけ異様に良いという。
まあ、4大のクトゥルフの神が呼ばれた場合だと、火のクトゥグアだけが1d3/1d20なだけで、水のクトゥルフ、風のハスター、土のニャルラトテプはいずれも1d10/1d100なので、期待値で104.625を減らすことができたのですが・・・。
とりあえず
一通りキャンペーンのシナリオが終わりましたので、今回のキャンペーンのシナリオの改良版をあとで公開する予定です。
改良版で2週目の予定もあります(人数は4人程度にする予定)が、別で組んでいるシナリオなんかもあるので、そっちも進めたいなと思います。(時間が足りませんorz)
動画もチャットログを見返しているのですが、全員揃うと展開がカオスになりすぎて、なかなかまとめきれない状況になっているのもあり、もしかすると、2週目の方を動画にするかもしれません・・・。