今回のお題は「鳥」ということですが
今月な何かな?と思っていたら、意外にも「鳥」がテーマでした。
時期的には確かにうってつけではありますが、若干方向性に悩んだりはしています。もっとも、別で忙しいという点はありますが・・・。(もちろん締め切りには間にあわせる予定デス)
一応、幾つかサブテーマの候補としてあげているものはあるのですが・・・。
どれを使うべきか悩みどころ。もしかしたら、もっといいのがあるのかもとか。
神話にまつわる鳥を扱う
各地の神話/伝承にも鳥をモチーフにしたものが割とあります。クトゥルフ神話では前の話で出したシャンタク鳥などがありますが、今回はクトゥルフ以外の伝承の鳥を使ってみようかなと画策しています。
フェニックス
神話に出てくる鳥の中で最も有名なのが鳳凰、不死鳥、火の鳥などの別名を持っているフェニックスなのは間違いないと思います。もし、これをテーマとして使うのであれば、やはり、転生にまつわる話になる可能性が高いですが。
そうすると、火の鳥(原作:手塚治虫)っぽくなってしまうのが悩みどころですね。
テーマとしてはイメージしやすいんですが、やや使いにくいかなと。
モリガン/マッハ/ネヴァン
ケルト神話の三位一体の女神です。モチーフはカラスですが、神話などにはカラスがモチーフになっているものが多いので、これを使うかどうかは悩みどころではあります。
あとはモリガンなどは、日本では別のイメージが強かったりするので、ネタとしては使いにくいかなと。
もし、使うのであれば、戦争や争いをテーマにしたものになるかなと思います。
ヤタガラス
日本の神鳥です。足が三本あると言われていて、神、いわゆる日本で言えば天皇の先祖にあたる一族に仕えている鳥であり、太陽の化身とも言われています。
これを使うのであれば、神の使いというところと、太陽をテーマにしたものになるかなと思います。
姑獲鳥
もともとは「こかくちょう」とそのまま読むのですが、日本に渡ってきた際に、その由来から「うぶめ」と呼ばれるようになりました。女性の(喪った)子供に対する愛情を表現する存在であります。喪った子供でないという点で鬼子母神の由来とは若干異なります。代わりとして他人の子供を攫うことからも、ハーピーに近いイメージを持たれることもあるかなという気がします。
これを使うのであれば、死産と子供への愛がテーマになるんでしょうけど、一歩間違うと、「姑獲鳥の夏」っぽくなってしまうという悩み(恐怖)があります。
セイレーン
今のイメージとしては、女性と魚のハーフ、いわゆる人魚のイメージが強いですが、大元は女性と鳥のハーフ、いわゆるハーピーや姑獲鳥に近いイメージだったそうです。
これを使うとしたら、やはり海に誘われた船乗りの話みたいな感じになるのが普通かなと。
鳥なので、鳥肉をネタにしてみる。
鳥肉だって鳥だし、ということで、そっち系も考えてみたけど、つい数ヶ月前におでんネタで似たようなことをやってしまったし・・・。さすがにこれは面白くない(主に自分的に)ってことで、今回は、この方向性はないかなぁと思いますが・・・。
新しい方向性が思いついたら、こっちも候補としてあがるかも。
鳥に生まれ変わる話とか。
生まれ変わって鳥になりたいって話も、割とオーソドックスです。鳥の自由に空を飛ぶイメージもあって、そういう題材も悪くないかなと思います。逆に言えば、ネタが被る可能性が高いのが問題かなと思いますが・・・。
自由な鳥のイメージで転生したいと願ったけど、そんなことはなかった。って話にすると、ほとんど火の鳥みたいな感じになってしまうし・・・。なかなか難しいところです。
使い魔的に使う。
カラスが使い魔としては有名ですが、そう言った使役するものでありながら、そこに一種の信頼関係があるようなものとして使うのも手かなと思います。
使い魔というイメージから言えば、魔女の宅急便などは近いかなと思いますが、ここをテーマにすると、使い魔とは主人の何なのかということを問いかけるような話になるかなと思います。
比喩的に鳥を使う
鳥は空を飛ぶものということから、飛行機などの空を飛ぶものを鳥に例えることがあるわけですが、飛行機や大空にかける情熱を描いてみたり、イカロスのような話の持って行き方もあるかなと思いますが、あくまで比喩なので話が難解になりやすいことを考えると、やや難しいかなと思います。
まずはサブテーマ、そしてプロット起こし
やはり、サブテーマがあると、話の方向性が大体決まるので、まずはそこを絞りつつプロット起こしかなと。
もっともプロットさえ、ある程度決まってしまえば、あとは書くだけなので、割と早かったりするのですが・・・。
それ以上に先日やっと終わったシナリオの清書も2月中にしときたいし、長編小説ももっと書き進めたいし・・・やりたいことが多すぎて大変ですね。(汗)