なおなおのクトゥルフ神話TRPG

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【魔を暴く鏡】照魔鏡

覗き込んだ先には

照魔鏡というのは、その鏡を通して見たものが神話生物やそれに準ずるものであるかどうかを調べるためのものである。その暴く方法としては諸説あるが、この鏡は、この鏡を通して対象を見る必要がある。

元々の起源は雲中子という仙人の持っていた照妖鑑である。この鏡も同様に鏡の中に真の姿を映すとなっている。

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太古の時代においては、銅鏡のような過度な装飾の施されたものが多かったが、時代が下ってくるにつれて、さりげない形で利用することが可能なものが作られるようになった。ただし、通常の鏡と異なり、鏡面が銀で作成されている。

銀は月の光と関係が深く、妖魔の霊気に感応しやすいことから、照魔鏡においては、ガラスや銅でなく、この銀で作成される。

使い方は至って容易で、対象を鏡越しで見れば良い。ただし、暴くためには、この鏡を通してみる際に相手の真実を暴く意思を持って覗く必要がある。このため、仮に妖魔の類が、この鏡を通して己を見たとしても真の姿が映ることは無く、これが照魔鏡であることがわかることは無い。

元となった照妖鑑と同様に、高位の魔を暴くことはできない。そのため、この鏡をグレートオールドワンや外なる神に向けても、仮の姿のみが映し出されるため、探索者が使用する場合には過信しないように注意する必要がある。