神話生物すら葬り去る狂気
シナリオ用データのまとめ - なおなおのクトゥルフ神話TRPG
乾京子は元々は先輩社員である神坂茜を尊敬する普通のOLであった。もちろん、他の人と比べると多少、度が過ぎているところはあったが、一般人としての敬意の域は決して出てはいなかった。
そんな彼女を狂気に向かわせたのが、彼の上司にあたる部長の存在であった。彼女の憧れの神坂が退職する原因を作ったのが上司の部長であると決めつけた彼女は部長を徹底マークし、ある時、部長が深きものであることを知ってしまう。
その時に植え付けられた狂気により、彼女は自分こそが魔王(部長)を倒し、お姫様(神坂)を助け出すために選ばれた勇者であるという妄想を抱いてしまう。
しかし、彼女は至って冷静に武力行使ではなく、情報収集と脅迫という手段を用いて、部長を排除し、神坂を呼び戻すことに成功する。そして、その妄想によって、二人の間にあるのは尊敬ではなく、愛であると確信し、二人は結婚する運命であると妄想し始める。
当然、神坂からすれば、そんな妄想など知るわけもないため、付かず離れずの距離感でいたが、そのことに対して彼女は「まだ終わっていないからだ」と勝手に判断し、社内の残党(深きもの)の排除に動きだす。
彼女自身は何の能力も無い一般人であるが、知人の占い師からもらったアーティファクトを所有している。
乾 京子(20歳/女性/OL)
STR:10、CON:12、SIZ:8、DEX:15、POW:6、INT:18、EDU:14、APP:15
SAN:30、幸運:30、アイデア:90、知識:70、HP:9、MP:6
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[技能](職業技能点:280 個人技能点:180)
[職業技能]
コンピュータ:61%(1+60)、経理:70%(10+60)、言いくるめ:65%(5+60)
法律:55%(5+50)、目星:75%(25+50)
[個人技能]
忍び歩き:60%(10+50)、隠れる:60%(10+50)、聞き耳:75%(25+50)
写真術:40%(10+30)
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[アーティファクト]
照魔鏡
鏡を通して人外の者をみると、その正体を明らかにする。鏡の表面はガラス製でなく銀でできており、割れることは無いが、時々磨く必要がある。