はじめに
このシナリオは「クトゥルフ神話TRPG」と「クトゥルフ2010」に対応したシナリオです。
全部で5話となるキャンペーン「唄う人形」のシナリオの3番目のシナリオとなります。
シナリオ自体は概ね独立しており、個別にプレイすることも可能ですが、背景設定や伏線などもありますので、順番にプレイする事を推奨します。
後半2つのシナリオは伏線回収が多く含まれるため、予め前の3本のシナリオをプレイしておいた方が楽しめます。
探索者は3〜5人を推奨、プレイ時間はどどんとふを用いたオンラインセッションで9〜11時間程度になります。
時代は現代日本。場所は東京になります。探索者としての制限は原則ありません。
基本的には前回の継続探索者が理想ですが、マスコミ関係者、警察関係者、芸術関係者であれば導入も組みやすいかと思います。
推奨技能は目星・聞き耳・図書館・芸術/彫刻・説得・言いくるめ・回避です。
このシナリオから戦闘になる可能性が極めて高くなるため、戦闘系技能は必要になってきます。
このシナリオから中級者向けの難易度になっており、難易度は☆☆〜☆☆☆程度になります。
シナリオ概要
最近オープンした古代帝国ホテル、そのホールには彫像が展示されている。
その彫像を制作したのは新進気鋭の彫刻家、天使御子。しかし、その彫刻はモチーフが石にされた姿だと言われている。
その噂の根拠となっている、行方不明事件を追っているうちに、彫刻と行方不明事件だけでなく、さらにその裏に続く
闇に閉ざされた真実を知ることになる。
それは人の想像のつかない世界の存在であることは、この時点では知る由もない。
実際にプレイした際の状況
このシナリオはテストプレイの際にどどんとふを行ったオンラインテキストセッションで行っております。
その際のメンバーとして、KP(シナリオ製作者)、PL(経験少なめと多めが半々程度)の構成、1日3〜5時間のセッションで大体4日かかりました。
トータルで11〜13時間といったところです。
シナリオの傾向
今回のシナリオはホテルを舞台とした推理モノです。
NPCは探索者にとって協力的では必ずしもなく、それぞれの利害関係の中で行動するようになっており、その中で探索者たちは事件解決のために立ち回る必要があります。
と言っても、今回は、そこまでフェイクが多いわけではなく、推理と言っても、捻る必要は全くないシンプルなものとなっています。
あくまでも初心者~中級者向けの推理モノですので、人物の関係や得た情報などを丁寧に整理していけば、答えにたどり着くのは難しくはないと思います。
とはいえ、あくまでNPCは独自の意思で行動しておりますので、得られる情報にも偏りは出てくるかと思います。
大事だから2回言うとかは、まずないと思っていただければと思います。
また、どのシナリオにも言えることですが、力押しをしようとすると、死亡/発狂リスクが上がるような設定になっています。
シナリオのダウンロード
以下のリンクからダウンロードできます。
内容はシナリオテキストになります。
キャラクター画像などは自由に設定してください。